ADHD(注意欠如多動性障害)とは?
心理学
この記事は約 3 分で読めます。
ADHDとは、注意欠如・多動性障害(Attention Deficit Hyperactivity Disorder)のことで、注意欠陥/多動性障害と呼ばれることもあります。
ADHDは5~10歳ごろに現れることが多いです。
目次
ADHDの訳語
ADHDの訳語は複数あります。
注意欠如・多動性障害:日本精神神経学会
注意欠如・多動症:小児精神神経学会、日本児童青年精神医学会
注意欠陥/多動性障害:文部科学省
注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害:DSM-5
ADHDの基本3症状
ADHDの基本症状は不注意、多動性、衝動性の3つです。
不注意
注意しないといけない場面(授業中、仕事中など)で集中できません。
しかし、興味・関心のあるもの(ゲーム、テレビ、趣味など)に没頭しているときは、過度に集中してしまいます。
多動性
落ち着きがなく、じっとしていられないです。
席に座っていられないで動き回ってしまう多動性と、席に座っていられるけど体のどこかを常に動かしている多活動性の2タイプがあります。
不慣れな場所では、多動性が多く出現します。
衝動性
考えないですぐ行動してしまいます。
ちょっとしたことで感情が高ぶり、腹を立てたり、かんしゃくを起こしたり、友達を叩いたりします。
また、道路に飛び出すなどの危険な行動をしてしまうことが多いです。
ADHDは3タイプ
混合型タイプ
不注意、多動性、衝動性の3つがあるタイプです。
不注意優勢型タイプ
不注意の症状が強いタイプです。
多動性や衝動性が全くないということではありません。
多動性ー衝動性優勢型タイプ
多動性、衝動性の症状が目立つタイプです。
不注意が全くないということではありません。
ADHD+他の障害
ある調査によると、ADHD単独の場合は30%程度で、7割はチックや不安障害などの障害を併せてもっています。
データの入手先を忘れてしまいました。すみません。m(_ _"m)ペコリ
ADHD関連記事
この記事を書いた人
東京 御茶ノ水駅 徒歩1分 ニューロフィードバックとQEEG専門施設