ニューロフィードバック療法の基本

ニューロフィードバック
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ニューロフィードバックとは

ニューロフィードバック(Neurofeedback)とはニューロセラピー(neurotherapy)、EEGバイオフィードバックとも呼ばれるもので、脳の動きの結果である脳波をリアルタイムでフィードバックさせ、オペラント条件付けによる強化学習で脳の機能をより良いものにします。

英和辞典によると「neuro」は「神経の」という意味で「feedback」は「(情報・質問を受ける側からの)反応、意見、帰還(きかん)、フィードバック」という意味があります。

ニューロフィードバックのフィードバックは、「出力側の信号を入力側に戻す」という意味で用いられています。

「出力側が脳波で、音や映像を用いて体に情報を戻す」

「リアルタイムに脳波の情報を音や映像で出力させる」

など様々な表現をすることができます。

ニューロフィードバックは脳波を用いることが多いですが、fMRIを使ったニューロフィードバック、fNIRSを使ったニューロフィードバックもあります。

ニューロフィードバック療法の効果

脳波をリアルタイムでフィードバックし、オペラント条件付けによる学習をするニューロフィードバック療法であれば、効果が確認されています。

以前は、ニューロフィードバック療法はプラセボ効果でしかないという意見もありましたが、数百以上の論文が公開されており、発達障害などに効果があると考えられています。

全ての症状に対して研究が完了したわけではなく、現在も精力的に研究が進められています。

なお、ニューロフィードバックの論文はほとんどが英語です。難解かと思いますが、ご興味のある方は、「Neurofeedback Research」といったワードでGoogleやpubmed(生命科学や医学に関する参考文献や要約を検索できるシステム)で検索されてみてはいかがでしょうか。

ニューロフィードバック療法が怪しいといわれる理由

ニューロフィードバック療法が怪しいといわれる原因のひとつに無知があります。

多くの方はニューロフィードバック療法と聞いても、何のことかわからない方が多いのではないでしょうか。

逆に心理カウンセリングと聞くと、何となくイメージを持てる方が多くいらっしゃるかと思います。

さらに、学習塾や予備校と聞くと、すぐにイメージが沸くかと思います。

人間は何をしているのか不明なことに対して、拒否反応を出すのが一般的です。

例えば、知らない食べ物を食べようとするとき、身体に害がないか、味やにおい、視覚、聴覚を使って慎重に判断します。

まだ日本であまり知られていないこともあり、慎重に判断する材料を集めている方が多いのではないでしょうか。

また、ニューロフィードバック療法といっても様々な方法があります。

一般的なニューロフィードバック療法とは異なる方法であっても、ニューロフィードバックと名乗っていることも考えられますので、ご注意ください。

ニューロフィードバック療法の口コミにも注意

ニューロフィードバック療法といっても様々な方法があるため、「どのようなニューロフィードバック療法を行っているのか」について調べてから、口コミを確認するようにしましょう。

また、ニューロフィードバック療法は個人差が大きく、似たような症状でも同じ結果になるとは限りません。

ちなみに、学習が早い人は1〜2回で終わり、複雑な方は60回程度必要となるケースもあります。

ニューロフィードバック療法のやり方

ニューロフィードバック療法を行うには下記5つが最低必要です。

  1. Windowsパソコン
  2. EEG用作動増幅器(アンプ)
  3. ニューロフィードバックソフトウェア
  4. 電極
  5. 電極を付けるためのペースト

Windowsのパソコンを選ぶときは、ソフトウェアとアンプにも注意が必要です。

アンプによってはビデオカード必須のものもありますし、ソフトウェアで必要最小限のCPUを定めています。

また、個人用として販売されているパソコンでは、上手くソフトが動かなかったケースがあります。

法人用として販売されているパソコンがおすすめです。

ソフトウェアによって使用できる作動増幅器(アンプ)も異なります。

もちろん、作動増幅器やソフト、電極を自作することも可能です。

自作する際は、作動増幅器のインピーダンスを非常に高くすること、1〜60Hz を解析できるサンプリングレートにすること、頭皮との接触抵抗を測定できる回路も設け、正確に測定できるか分析する必要があります。

正直に申し上げると、脳波用のアンプを自作することはできても、ニューロフィードバックに用いるのは非常に難易度が高いです。購入されるのがベストです。

ニューロフィードバックソフトウェアは、無料のものから臨床用のものまであります。

効果を出したいのなら、臨床用のソフトウェアを選び、ソフトウェアに対応したアンプ、パソコン、電極、電極用ペーストを選ぶのがおすすめです。

ご自宅でニューロフィードバックをするなら

ご自宅でニューロフィードバックをするときに、一番難しいのが電極の取り付けです。

慣れてくると1〜2分で電極を取り付けられますが、初めて電極を付ける方が正しく電極を取り付けるには20〜30分くらいかかります。

もし、誤った方法で電極を取り付けてしまうと、誤ったフィードバックとなってしまい、誤った学習となってしまいます。

さらに、身体を動かすとアーチファクトと呼ばれる雑音(筋電)が脳波に混入してしまいますし、人によっては心電もアーチファクト(望ましくない余分な信号)として脳波に混入することもあります。

何のサポートもなくご自宅でニューロフィードバックをご自身で行うのは、DIYで一軒家を建てるくらい現実的に難しいです。

ニューロフィードバック療法と保険適用

ニューロフィードバック療法はバイオフィードバックの一種ですので、医師の診断を受けて治療の一環として受けるのであれば保険適用で行うことが可能です。

ただし、保険点数が低いので施設的には赤字になってしまいます。

ニューロフィードバックをすればするほど赤字が膨らみますので、現実的ではありません。

ニューロフィードバック療法の料金

ニューロフィードバック療法は心理療法ですので、心理カウンセリングのように私設の心理施設でも受けることが可能です。

ニューロフィードバック療法の料金は各施設が独自に決めていますが、1時間で1万円〜1万5千円が相場です。

当施設の料金は、こちらからご確認ください。

ニューロフィードバック療法を受けたいのなら

ニューロフィードバック療法を提供している施設に行ってニューロフィードバック療法を受けるのが最も簡単です。

当施設では、ニューロフィードバックの専門施設として、ニューロフィードバック療法を提供しております。

まずは、ニューロフィードバック療法の適用になるかどうかを判断させていただく初回面談にご予約ください。

ご予約はこちら

よくある質問

  • Q.
    ニューロフィードバック療法は何ですか?
    A.
    最も一般的なニューロフィードバック療法は、心理療法のひとつです。 脳をトレーニングすることができ、精神疾患など様々な問題に対して効果があります。
  • Q.
    ニューロフィードバック療法はどこで受けられますか?
    A.
    東京都新宿区四谷で受けることができます。 アクセス:https://nfba.jp/#access
  • Q.
    自分自身でニューロフィードバック療法することも可能ですか?
    A.
    ニューロフィードバック機材をレンタルまたは購入し、療法の方法を学べばご自身でもニューロフィードバック療法をすることができます。 ただし、難易度が高いので、セラピストに依頼された方が簡単です。

この記事を書いた人

東京都新宿区四谷ニューロフィードバックとQEEG専門施設
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